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「持明祭(じみょうさい)と秋の彩りランチツアー」に参加してきました

お天気にも恵まれ、清々しい秋の晴れやかな気候のもと、
鹿児島県・鶴嶺神社(つるがねじんじゃ)で執り行われた持明祭に参加してきました。
 

 
この神社では、島津家歴代当主とその家族などをお祀りしており、神事の名前にもなっている持明院(じみょういん)様も御祭神のお一人です。
第16代島津義久公の三女にあたり、とても美しく気立ての優しい慈悲深い人柄であったことから、人々からはまさに理想の女性として敬われ、心身ともに美しくなりたいと願う多くの女性が参拝に訪れます。
 

 

 
~11月5日はキレイになれる日~
「美の女神」として祀られる持明院様の月遅れ命日にあたる毎年11月5日に持明祭が執り行われるようになり、鶴嶺神社でいただく紅でお化粧をすると、女児が美しく育つ、またお参りをすると美しい女性になれると言い伝えられてきました。
 

 
今回はお着物の女性も多く参加されとても華やかな中、神事が執り行われました。祭主様によるご祈祷、鹿児島の地ならでは、芋焼酎のお神酒をいただいたのちに、実際に紅としてもお使いいただける「紅御守」と、いつまでも美しくありますようにと願いが込められた桃色の愛らしい「島津美人まもり」が授与されました。
 

 

 

鶴嶺神社で神事を終えたあとは講座室へ移り、鶴嶺神社における「紅」の言い伝えや、紅にまつわる日本の伝統的な風習などをお話しさせていただきました。皆様とても熱心に聞いてくださり、鹿児島に残る紅の言い伝えや、日本ならではの伝統的な紅について興味をお持ちいただけたようでした。実際に紅としてお使いいただける御守ということで珍しさもあり、喜んでいただけたのではないでしょうか。
 

 
講話ののち、名勝 仙巌園内のレストランへ移り、皆様お待ちかね、地元の食材や旬の素材をつかったツアー限定の「秋の彩りランチ」をいただきました。どれをとっても本当に美味しく、また飾りつけも美しく華やかで目にも楽しい素敵なお料理の数々でした。美味しいものを食べて心もからだも満たされるひとときは、女性にとっては大切ですよね。
 
 

 
 
毎年11月5日に鶴嶺神社で執り行われる持明祭。
「美の女神」、持明院様にあやかって女性の美しさにさらなる磨きをかけてみてはいかがでしょうか?
現地に赴けば、また御守を手にすれば、いつまでも美しくありたいという願いをきっと叶えてくれるはずです。