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9/10(木)白鷹中学校の修学旅行生がご来館

9月10日(木)に、山形県白鷹町の白鷹中学校の修学旅行生が来館してくれました。
 
伊勢半本店にとって、白鷹町はとても馴染み深い町です。
紅ミュージアムのスタッフが毎年紅花摘みのお手伝いをさせていただいているのが、白鷹町です。
今年の様子は、こちらのブログ山形に行ってきました!をご覧ください。
 
日本一の生産量を誇る紅花など、農業が盛んな白鷹町に住む、生徒さんたち。
都内で、白鷹町と関わりがある施設を見学する、という自主研修の目的の一環で、当館も訪ねてくれました。
自主研修はグループごとの自由行動で、各グループで見学コースを決めたそうです。
当館には、5グループ計25名の生徒さんが来館してくれました。
 
資料室では、白鷹町をはじめとした山形県の紅花から、どのように「紅」が作られるか、また、紅の文化が最も花開いた江戸時代のお化粧とはどのようなものであったか、などについて、ミュージアムスタッフの解説を聞きながら、しっかり見学をしてくれました。
 

 
サロンでは、生徒さんから様々な質問が。
中には、鋭い質問もあり、私たちも、自分たちの仕事や、紅の文化について改めて想いを巡らす、良い機会となりました。
何人かの生徒さんは、紅点しも体験。女の子が恥ずかしがる中、眉の紅化粧に挑戦する男の子が数名いました。
 
館を発つ時には、グループで一列に並び、挨拶をしてくれました。
雨の日ではありましたが、きりっと清々しい皆さんの姿を見て、爽やかな気持ちになりました。
 
白鷹町の次世代を担う生徒さんたちに、地元の産物が、形を変え、遠く離れたところで人々の生活を彩り、愛用品となっていることを知ってもらえたのなら嬉しいです。