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11/3(火・祝)「赤坂氷川神社で紅を知る」にて出張ワークショップを行いました

11月3日(文化の日)に、赤坂氷川神社様にて、「赤坂氷川神社で紅を知る」という講座があり、伊勢半本店からスタッフが出張し、ワークショップの講師を務めて参りました。
 
赤坂氷川神社様は、その山車巡行を、「紅ミュージアム通信」vol.35で取り上げさせていただいたり、と最近ご縁があります。
今回のような一般の方を対象とした講座を、赤坂氷川神社様ではたびたび開催されていらっしゃり、今回は「赤」をテーマにする、ということで、お声をかけていただきました。
 
講座は、神社ならではという感じに、正式参拝からスタートしました。講師と参加者全員で、本殿にて参拝をさせていただき、いよいよ講座スタート。
 

 
二部構成の前半は、同じく講師をされた(有)温室の塚田様が、「赤」についての講演をされました。
神社とも関係が深い赤色についてのお話や、日本古来の「赤」にまつわる表現や和歌などを紹介してくださいました。
意識してみると、身の回りの重要な“もの”や“こと”に、「赤」が使われていることに気がつかされます。
 
後半は、いよいよ伊勢半本店の出番です。
まず、伊勢半本店の歴史や、紅作りの技術や文化について、お話をさせていただきました。
ワークショップは2種類用意し、全体を2グループに分け、順番に体験していただきました。
 

 
ワークショップ1つめは、紅点し体験です。
これは、普段、紅ミュージアムでも体験できることですが、この日は特別に、神社のご神水を紅溶きに使わせていただきました。
皆さん、玉虫色が赤色に変化することに驚き、また、それぞれの発色が違うことにも、重ねて驚かれていました。
 

 
ワークショップ2つめは、紅栞作りです。
赤には、古来魔除けの意味があります。
「読書の秋」ということで栞作りにしたのですが、紅で文字や絵をかいた栞を、本とともに持ち歩いていただくことで、魔除けの効果も発揮してくれるはずです。
講座前に、塚田様が境内で集めた紅葉した葉をモチーフに、栞を作る方もいらっしゃいました。
 
ワークショップの合間には、弊社の御料紅(食紅)で染めた和菓子と、べにばな茶で休憩もしていただきました。
盛りだくさんの内容でしたが、参加者の方には、楽しんでいただけたかと思います。
 
当日の様子を、赤坂氷川神社様のフェイスブックでもご紹介いただいています。