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江戸時代の化粧道具が現代に甦ります。

江戸時代の化粧道具が現代に甦ります。


4月26日(土)~6月29日(日)にかけて、伊勢半本店紅ミュージアムでは特別展「甦る江戸の化粧道具―板紅」を開催いたします。
 
「板紅」とは、江戸時代に生まれた化粧道具で、当時の女性が外出の折などに持ち歩いた携帯用の紅入れ容器のことです。わずか5cm四方程度の大きさに過ぎない板紅には、持ち主の趣味はもちろん、当時の職人の技が注がれています。粋で瀟洒で、かつ斬新な板紅のデザインは、今の私達が見ても十二分に楽しめるものです。
本展ではこの板紅を、輪島・金沢の漆芸家の手を借りて新しい形でもって現代に甦らせます。江戸と現代、時を越えた職人の技の競演を、是非この機会にご堪能ください。
 
◆会期;4月26日(土)~6月29日(日)
◆開館時間;11:00~19:00(最終日は17:00まで/入館は閉館30分前まで)
◆休館日;毎週月曜日(ただし、5月5日は開館)
◆入館料;無料
 
★特別講演;「江戸の贅沢―漆工の愉しみを再び」
・日時;5月10日(土)14:00~15:30/6月7日(土)14:00~15:30
・講師;山崎達文(金沢学院大学教授)
・定員;15名(要予約)
※予約・お問い合わせは伊勢半本店紅ミュージアム(03-5467-3735)まで