紅ブログ

8/6(木)「夏休みこども自由研究 紅ってなあに」を開催しました

8/6(木)「夏休みこども自由研究 紅ってなあに」を開催しました


毎年恒例、夏休み特別講座「夏休みこども自由研究 紅ってなあに」を開催しました。
今年も大人気で、満員御礼。午前・午後あわせて、10組のご家族が参加してくれました。
 
小学3~4年生を中心とした子どもたちは、いろいろなグッズが並んでいる机を見て、開始前からワクワク!
 

 
まずはじめに、紅屋が作っている紅がどのように使われているか、また、紅の原料である「紅花」を「紅餅」に加工するまでの流れを説明しました。
 

 
説明が終わると、早速、紅作りのスタートです。
私たち紅屋は、紅花に含まれるたった1%の赤色色素を抽出して紅を作ります(残りの99%は黄色色素)。子どもたちの目の前で、最初の説明に出てきた「紅餅」を使って紅を作っていく様子は、さながら理科の実験や料理教室のようです。
 

 
そうやってできた紅を、紅職人がお猪口に塗りつけます。
刷毛で紅を塗るので、この作業を「紅刷き」といいます。塗った紅は、普段は自然乾燥ですが、限られた時間内で実施している講座ではドライヤーを使います。みるみる玉虫色に変化していく紅に、みんなびっくり!
 

 
参加者のみんなも、そろそろ紅を触ってみたいな、と思い始めた頃。紅で、オリジナルのお守りを作ります。
赤色には、昔から「魔よけ」の意味があるとされています。そのため、神社やお寺でもらうお守りやお札には、赤色が使われていることが多いのです。紅で自分の名前を厚紙に書き、お守りを作ります。
 

 
お守りの紅を乾かす間、今度は紅点し体験です。
文字用の筆を紅筆に持ち替え、自分のくちびるに紅を点します。ほとんどの子どもたちが、自分でお化粧をするのは初体験。女の子たちは、目をキラキラさせながら紅点しをしていました。
 
お守り完成後、紅で色をつけたお菓子と、べにばな茶で一服。
まとめのお話が終わると、参加者におみやげが配られます。おみやげの中には、自由研究に使える、紅グッズが入っています。自由研究に役立ててもらえると嬉しいです。
 
※大好評につき、「夏休みこども自由研究 紅ってなあに」の追加開催が決まりました!
 
ご希望の方は、お早めにお申込みください。
 
日時:8月19日(水) ①10:30~12:00 ②14:30~16:00
定員:各10名(小学生とその保護者 2人1組で5組)
※対象学年は小学3・4年生  ※参加費無料
 
お申込み先:
 伊勢半本店 紅ミュージアム
 TEL 03-5467-3735(火~日曜日 10:00~18:00)