講座・イベント

中島ゆり恵


未来の匠-きらめく彫金-

2021年4月17日(土) - 5月22日(土) 
 
江戸時代の紅づくりの技を受け継ぐ伊勢半本店が、工芸の世界で伝統の技を継承し日々研鑽を重ねる若手作家を応援したい思いから生まれた作品展「未来の匠」は、5回目の開催となります。

今回、金工作家の中島ゆり恵氏に、四季折々の日本の草花をテーマとした小町紅の紅板(江戸時代に使われていた携帯用紅入れ)18点を制作いただきました。光のきらめきや風の流れ、水面のゆらぎなど自然から着想した優美な作品群も併せて展示、販売します。伝統の技と瑞々しい感性のコラボレーションをぜひご堪能ください。
 
【コラボレーション小町紅のご紹介】
 
■ Point1
四季折々の日本の草花をテーマとして、凛とした女性の美しさや可憐さを表現した18点です。
紅板には、桜や藤、紫陽花、木蓮、紅花、梅などのモチーフを、正方形タイプと長方形タイプのコンパクトケースにデザインしています。


■ Point2
モチーフは、本象嵌(ぞうがん)、切り嵌(は)め、接(は)ぎ合わせといった様々な彫金の伝統的な技法を組み合わせて表現しています。


■ Point3
胎には、銀食器に用いられる洋銀を使用して、一枚板から一つひとつ成形しています。また、鏡の縁取りや蝶番の飾りにも趣向を凝らし、繊細に彫金しています。

 

※今回の紅板作品は、一般社団法人 ザ・クリエイション・オブ・ジャパン(CoJ)が行う「企業」と「つくり手」を繋ぐプロジェクト「つくるフォーラム」をご縁に制作されました。
 

〈コラボレーション小町紅詳細〉
販売価格:8万円~(予定)/リフィルを含む
成 分:ベニバナ赤、口紅としての使用目安20回程度
サイズ:正方形タイプ/約L40×W40×H13mm、長方形タイプ/約L50×W30×H12mm
素 材:紅板共通/洋銀(洋白・銀メッキ)、フッ素コーティング、ウレタンクリアコーティング、
    ステンレス、鏡、磁石
装飾部分/デザインによって異なる。純銀、silver950、k18、四分一(銀と銅の合金)、真鍮、銅、錫を使用。
リフィル/アルミ、漆

 
■ 作品販売
期間中、中島氏の瑞々しい感性と確かな技術で制作された立体作品、ピアスなどの身につけて嬉しくなるようなアクセサリーや小さな飾り箱、菓子切り楊枝などを販売します。
水面の輝きや星の瞬き、しずくがきらめく草花などの自然に触れた心象風景を、光沢のあるしなやかな金属素材を用いて表現しています。そっと彩りを添えてくれる優美な作品を暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。


接合象嵌花器 水明


彫金香合 星霜

 受付終了 【併催講座】銀象嵌体験 ブローチ/ストラップ作り
彫りの入った真鍮板に、銀線をたたいて象嵌(ぞうがん)※し、ブローチまたはストラップを制作します。金属工芸の「象嵌」を、初心者向けの比較的簡単な工程で楽しみながら体験していただける講座です。
※象嵌とは、素材に異素材を嵌め込んで模様を描く工芸の装飾技法のことを言います

講 師:中島ゆり恵氏(金工作家)
日にち:2021年4月29日(木・祝) 
定 員:各回3名
参加費:2,000円(材料費込み)

講座詳細はこちら


中島 ゆり恵
大分県生まれ
京都伝統工芸大学校卒業。金沢卯辰山工芸工房修了。
月浦工房を拠点に制作活動を行なっている。

〈個展〉
2018年「光の庭」(山ノ上ギャラリー/ 金沢)
〈パブリックアート〉
2020年 フォーシーズンズホテル東京大手町

自然の中できらめく光や そこから生まれる心象をテーマに、主に彫金や象嵌などの伝統技法を用いた制作を行なう。