講座・イベント

福島 武山 ご一門


赤絵細描と共に歩んだ軌跡 -福島武山喜寿展

2022年2月26日(土) -4月9日(土)

九谷焼 赤絵細描の第一人者、福島武山氏の喜寿を記念して、ご一門の皆様にオリジナルの紅器を制作いただきました。
赤絵細描は、細い筆を使い、赤絵具で繊細なラインを描きあげる九谷焼の絵付け技法のひとつです。その赤色は、たとえ同じ師匠に学んだとしても、そこから自分だけの色を見つけ出し、作品に用います。
ご一門それぞれの美学に基づき描かれた手のひらサイズの紅器は、どれも魅力に溢れています。力強さ、繊細さ、優しさ、愛らしさ…。多彩な表現が可能な赤絵細描だからこそ、作家の感性が際立ちます。
福島武山氏の技と心を受け継ぎ各々の個性を掛け合わせた、ご一門の世界観をぜひご堪能ください。
 
赤絵細描と共に歩んだ軌跡-福島武山 喜寿展 作品販売 詳細はこちら
 
■ 春秋文/福島武山作
規則正しい緻密な線で丁寧に描かれた菊。
内側には桜の花と共に春の訪れを喜びさえずる雀が描かれています。
伝統工芸士展で受賞された大皿作品を髣髴とさせる紅器です。

 

 

φ50㎜×24㎜
 
■ お福さん/福島武山作
九谷の青と緑を差し色としたお着物を、赤絵細描で華やかに表現。
お福さんと目が合うとこちらまで微笑んでしまう愛らしい表情は、福島武山氏ならでは。

 

 

φ50㎜×55㎜
 
■ 飛天/福島武山作
幸せを願い、優しく微笑み琵琶を奏でる天女。蓋裏には力強く凛と花開いた蓮が描かれ、心を清らかに、穏やかにさせてくれるような気配を纏った一品です。

 

 

φ60㎜×26㎜
 
 
福島 武山 / Fukushima Buzan

日本工芸会正会員。石川県指定無形文化財保持団体九谷焼技術保存会会員
1999年 第23回全国伝統的工芸品公募展、第一席グランプリ内閣総理大臣賞受賞
2015年 エルメス社時計文字盤「駒くらべ」制作
2016年 第1回三井ゴールデン匠賞、石川県文化功労章受章
2020年 第67回日本伝統工芸展出品作品「朱夏」宮内庁お買い上げ
2021年 瑞宝単光章受章


織田恵美
石川県立工業高校工芸科造形コース卒業。 石川県立九谷焼技術研修所卒業後、福島武山氏に師事。福島武山工房に就職。
第9、10、12回兼六大茶会奨励賞受賞。第66回一水会陶芸部一般の部 一水会賞受賞。第11回兼六大茶会 金沢商工会議所会頭賞受賞。第30回全国伝統的工芸品コンクール日本商工会議所会頭賞受賞。2005年度伝統工芸士に認定。第9回日本伝統工芸会士会作品展特賞受賞。
2007年、独立。
2008年度石川県伝統産業優秀技術者奨励者として表彰。2008年度全国伝統的工芸品コンクール中小企業庁長官賞受賞。2012年度全国伝統的工芸品コンクール内閣総理大臣賞。
2021年より石川県立九谷焼技術研修所講師。
見附正康
石川県立九谷焼技術研修所卒業。福島武山氏に師事。
個展:オオタファインアーツ(2007、09、16)、しぶや黒田陶苑(2017、21)
主な展覧会:「工芸未来派」金沢21世紀美術館(2012)、「Logical Emotion-日本現代美術展-」、スイス、ポーランド、ドイツの美術館を巡回(2015~16)、「Japanese kougei/Future forward」ニューヨーク、MAD美術館(2015)、「REVALUE NIPONN PROJECT展」パナソニック汐留美術館(2016) 、 「和巧絶佳展」東京、宮崎、京都、愛知巡回(2020~2022) 、「NoMansLand展」兵庫陶芸美術館(2021)、「未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展」パナソニック汐留美術館(2022)
主な受賞:パラミタ陶芸大賞展 大賞、伝統文化ポーラ賞 奨励賞、石川デザイン賞 等
主なコレクション:石川県立美術館、金沢21世紀美術館、兵庫陶芸美術館、パラミタミュージアム、東京国立近代美術館 等
堀川十喜
石川県立九谷焼技術研修所加飾科修了後、福島武山氏に師事。
希少伝統産業金沢九谷色絵専門塾卒塾。
伝統九谷焼工芸展入選。石川の伝統工芸展入選。金沢城兼六園大茶会工芸作品公募展にて石川県美術文化協会理事長賞受賞。同公募展にて金沢市長賞受賞。同公募展にて奨励賞受賞。2014年伝統工芸士認定。
林美佳里
1985年生。 2007年、石川県立九谷焼技術研修所 研究科卒業。
2012年、第35回伝統九谷焼工芸展 技術賞。2016年、第39回伝統九谷焼工芸展 技術賞。2017年 第40回伝統九谷焼工芸展 奨励賞。 伝統工芸士(加飾部門)認定。
架谷庸子
石川県立九谷焼技術研修所卒業。 福島武山氏に師事。
伝統九谷焼工芸展 奨励賞。全国伝統的工芸品公募展 伝統的工芸品産業振興協会賞。伝統工芸士認定。全国伝統的工芸品公募展 日本商工会議所会頭賞。伝統九谷焼工芸展 振興協会賞。
河端理恵子
1982 石川県小松市出身。
2013 石川県立九谷焼技術研修所 研究科卒業。
2013 福島武山氏に師事。
2013 IKEYAN☆オーディション グランプリ。2014 第37回伝統九谷焼工芸展 奨励賞受賞。2018 第42回石川県伝統産業技術奨励者 受章。
現在 愛知県にて制作。
吉村茉莉
2011年石川県立九谷焼技術研修所本科卒業。福島武山氏に師事。2012年石川県立九谷焼技術研修所研究科卒業。
2015年金沢卯辰山工芸工房修了。現在金沢で制作を行う。
個展:2015年ギャラリー数寄、2016年日本橋三越本店6階美術サロン、あべのハルカス近鉄本店 アートギャラリー、2019年ギャラリー随縁、2020年縁煌、2021年画廊文錦堂。
福島礼子
石川県立九谷焼技術研修所卒業、父・福島武山に師事。
2014年、能美市美術展奨励賞。2015年、北陸新幹線金沢駅待合室陶板制作、能美市美術展 優秀賞。2019年、第42回 伝統九谷焼工芸展 優秀賞。2021年、第44回伝統九谷焼工芸展 技術賞。
日本キルンアート協会講師。世界各国にて石川県訪問団として実演多数。
吉田純鼓
2014年石川県立九谷焼技術研修所卒業。福島武山氏に師事。
石川の現代工芸展入選。伝統九谷焼工芸展入選。石川県デザイン展金沢漆器商工業協同組合理事長賞受賞。
その他、県内外のデパートやギャラリーにて展示会に出品等。
広瀬絵美
金沢市出身。
2017年、第32回石川の現代工芸展 奨励賞。第12回能美市美術展 優秀賞。2018年 石川県立九谷焼技術研修所 本科 卒業。卒業制作 パーマネントコレクション選定。
板橋亜依
1989年生。
2020年石川県立九谷焼技術研修所卒業。
2021年KUTANism名工選「NEXT九谷vol.Ⅲ」展 出展。
中谷麻瑚
1993年北海道生。
2021年石川県九谷焼技術研修所卒。
絵の具の赤色と器の白色から生まれる、紅白のグラデーションを楽しめるような表現を目指して制作に励んでいる。