江戸時代に花開いた赤・白・黒の伝統化粧は、明治以降に西洋から新しい化粧品、化粧法が流入することにより大きな変化を迎えます。そのひとつ、アイメイク製品は大正末から昭和の初めあたりになると、国内でもみられるようになります。広く普及し、日常的なメイクの一部として浸透するのは昭和40年代のこと、欧米の人のような「立体的な顔立ち」を目指すようになった頃でした。
日常的なマスクの着用が求められる昨今、これまでのようなメイクを楽しむことが難しくなってきていますが、一方で目元メイクへの意識は高まっています。今展では、「まつ毛」に関連する製品に注目し、伊勢半グループが昭和32年(1957)から今までに発売したまつ毛化粧料から、各時代のメイクのトレンドを辿っていきます。
※ご来館前に新着情報より「ご来館案内」をご確認くださいますようお願いいたします。
開館時間:10:00~17:00
休 館 日:日曜日・月曜日
観 覧 料:無料
※ご来館前に新着情報より「ご来館案内」をご確認くださいますようお願いいたします。